2021November

 

 
 
11月に入ると東京でも紅葉がちらほら、朝のバドミントンとランニングも吐く息が白い。銀杏の葉が黄色くなるにはまだ早いと思いきや、銀杏が成っている事に驚く。自然は静かにカレンダーをめくっている。

 

 
 
母の作品を入れる桐箱は作品ごとに採寸して個別にオーダー、先代からのお付き合いが続く桐箱専門店にお願いしている。日本で初めての個展の際もお力添え頂いた。職人さんと深夜の作業場で様々な試作品を作った懐かしい思い出、今もお元気な女将さんに励まされる。

 

 
 
快晴の早朝、久しぶりに車で軽井沢へ向かう。山々の紅葉はパッチワークの様に美しく、我が家に向かう道も真っ赤な紅葉とまだ残る緑に朝陽が眩しい。季節はあっという間に晩秋を迎えている事に驚く。

 

 
 
いよいよ今年も待ちに待った軽井沢プリンススキー場がオープン。人工雪のため11月から滑れる珍しさもあり、例年オープンングは若い方々でごった返す。青空の下、色とりどりのスキーウェアと真っ白な雪、見ているだけで元気になれそう。

 

 
 
毎年11月3日の文化の日はオープンするスキー場、クローズする美術館と軽井沢の夏と冬、境の一日。スキー場でランチを頂いた後友人の美術館のクロージングに伺う。こちらも真っ赤に紅葉した紅葉が美しくお名残惜しいクロージング。

 

   
 
 
紅葉と雪を堪能した秋の一日、ディナーは軽井沢の定番、ステーキの支度をする。母が残した数々の食器類もようやく定番化、ステーキ用の鉄板でバターが焦げる香ばしい匂いがキッチンに広がる。

 

 
 
毎シーズン初滑りは緊張するけれど、板にワックスをかけスキーウェアに着替えると不思議と気持ちが整っていく。リフトから眺める真っ白なゲレンデ、風を切って滑る爽快感・・・、やっぱりスキーは最高!

 

 
 
夏をご一緒した友人達もそろそろ別荘じまい、久しぶりにお茶に伺う。お庭の紅葉を眺めながらひとしきりお喋り、リビングのテーブルにはお手製のドライフラワー、いつ伺っても本当に美しいH邸。

 

 
 
プリンスのアウトレットモールは元々ゴルフ場だった場所、浅間山をバックに広がるグリーンのウォーキングは正にハーフラウンド、9ホールのプレーくらいの距離を歩く。コロナの影響で屋外のテーブルも増え、連なるコールマンのテントでピクニック気分のランチも楽しい。

 

 
 
 
クリスマスを控え納品業務で忙しいアトリエ。ライトで強い光を当て細かいヒビや傷も見落とさないように細やかに検品、お客様に心地良く末永く使って頂けるように努力は惜しまない。

 

 
 
 
元所員のY氏が久しぶりに来訪、お食事をご一緒する。最近お気に入りのフランス製ワイングラスも初お目見え、近況も伺い長いお付き合いに感謝する。数々の額縁に入った写真も共有の思い出、お喋りは尽きない。

 

     
 
 
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